Buon Viaggio

No hurry, no worries! UA Million mile flyer. 世界を歩いて100カ国。UAミリオンマイルフライヤー。リーマンパッカー!https://twilog.org/felice888

No hurry, no worries! UA Million mile flyer. 世界を歩いて100カ国。UAミリオンマイラー。
(写真: ノルウェイのブリッゲン - 世界文化遺産)

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◆ DVD・映画レビュー

映画「No Other Land」を観た!

週末、日比谷で映画「No Other Land 故郷は他にない」を観た。
原題「No Other Land」、監督、バゼル・エイドラ。出演、ユーバール・アブラハム、ハムダーン・バラール、ラケル・ゾールなど。ドキュメンタリー映画。

第97回アカデミー、長編ドキュメンタリー映画賞を受賞!

ヨルダン川西岸地区のマサーフェル・ヤッタで生まれ育ったパレスチナ人のバゼル。自分の住む地域にイスラエル軍が侵略してくる。家々が次々と破壊されていく様子を幼い頃からカメラに記録し、世界に発信していた。そんな彼のもとにイスラエル人ジャーナリストのユーバールが訪れ、非人道的で暴力的な自国政府の行いに対し、彼はバゼルの活動に協力しようとバゼルの住む村にやってきた。同じ志で行動を共にし、少しずつ互いの気持ちを語り合ううちに2人の間には友情が芽生えていく・・・・、この続きは是非劇場でどうそ!

彼らは住むところも終われつらい思いをしている。恐ろしい民族の争いごと。日本は平和なんだとつくづく実感する。


映画「ウィキッド ふたりの魔女 WICKED」を観た!

日比谷で「名もなき者」を鑑賞後、渋谷で映画「ウィキッド ふたりの魔女 WICKED」を観た!
原題「WIKED」。監督、ジョン・M・チュウ。出演、シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ、ジョナサン・ベイリー、イーサン・スレイター、ボーウェン・ヤン、ピーター・ディンクレイジ、ミシェル・ヨー、ジェフ・ゴールドブラムなど。

エルファバとグリンダが大学で出会う、しかも寮でまさかの同部屋に。見た目も性格も異なる二人は反発し合うが、やがてお互いの本当の姿を知って友情を築いていく。特別な力を見出されたエルファバはグリンダとともにエメラルドシティへ旅立つ・・・・、この続きは是非劇場でどうぞ!

子供向けの作品かと思ったが、歌唱力、演技、舞台装置などなどスケールの大きさに驚かされた。これはビデオではなく是非劇場で観てもらいたい作品ですね。それにしても、最後まさかのTo be continued..........、終わらねーのかよ(笑)。

映画「名もなき者」を観た!

週末昼、日比谷で映画「名もなき者」を観た。
原題「A Complete Unknown」、監督、ジェームズ・マンゴールド、出演、 ティモシー・シャラメ、エドワード・ノートン、エル・ファニング、モニカ・バルバロ、ボイド・ホルブルック、ダン・フォグラー、ノーバート・レオ・バッツ、スクート・マクネイリーなど。フォークの神様、ボブディランの実話。

時代は1961年、夢と希望を抱きギターを持ってニューヨークへ行った青年ボブ・ディランの物語。ボブは多くの才能ある人々に出会うことにより成功を掴んでいく。次第に古いスタイルの「フォーク」から進化していくのだが、人々がその音楽性の変化を受け入れてくれない・・・・、この続きは是非劇場でどうぞ。

実は私はボブ・ディランの歌をほとんど知らない。「風に吹かれて」はピーター・ポール&マリーが作ったのかと思ってたくらだから。まさかこれもボブの作品とは・・・。今日のフォーク、ロック界に影響を与えたことは間違いない。2016年10月には「アメリカ音楽の伝統を継承しつつ、新たな詩的表現を生み出した功績」を評価され「ノーベル文学賞」を受賞したね。当時は「え?音楽でノーベル文学賞?」と思ったが・・・、それだけ世界に影響を与えたということなんだよね。主人公のティモシー・シャラメはアフレコなしで自分の声で歌ったとのこと。ティムがアマデウス(モーツァルト)に見えてきた。そのブルーの目に吸い込まれそうだ。

映画「ブルータリスト」を観た!

週末午後、日比谷で「ブルータリス」とを観た。
原題「THE BRUTALIST」。監督、ブラディ・コーベット。出演、エイドリアン・ブロディ、フェリシティ・ジョーンズ、ガイ・ピアース、ジョー・アルウィン、ラフィー・キャシディなど。

第二次世界大戦後、ホロコーストを生き延びてアメリカへと渡ったユダヤ人建築家の30年にわたる物語。見知らぬ土地と異なる文化の中でさまざまなことを体験する。共に旅しながら没入体験を我々にもたらす唯一無二の人間ドラマ。

こういうのもありと思わせる芸術(建築)と映画のコラボ。3時間半ぐらいの作品で途中インターバルがある(15分)。ぞろぞろと人が出て行って、最初何が起こったかわからなかった。そして再開。編集で2時間ぐらいに収められなかったのかなぁ〜?と。長いけど眠くはならない作品。建築を学んでる人々にもお勧めの作品。是非劇場でどうぞ!

映画「ANORA アノーラ」を観た!

週末午後、六本木で映画「ANORA アノーラ」を観た。
原題「ANORA]。監督、ショーン・ベイカー。出演、マイキー・マディソン、マーク・エイデルシュテイン、ユーリー・ボリソフ、カレン・カラグリアン、ヴァチェ・トヴマシアンなど。

NYでストリップクラブでダンサーをしながら暮らすアニー(アノーラ)は、自分が勤めるクラブでロシア人の御曹司イヴァンと出会う。イヴァンがロシアに帰るまでの間の数日間、1万5千ドルで“契約愛人”になったアニー。贅沢三昧の日々を過ごした二人は勢いでラスベガスの教会で結婚。幸せ絶頂の二人だったが、ロシアの両親は猛反対・・・、この続きは是非劇場でどうぞ!

「アカデミー2025」最有力候補といわれている作品。
最初の場面からかなり衝撃的なシーンが頻繁にでてきた。体当たりの演技が半端ない。どんな職業であれ需要と供給があってこそ。それぞれがプライドを持って働ている。アメリカって自由な国だな〜。

Netflix 「地面師たち」を見た!

正月休み後半、Netflixでドラマ「地面師たち」を見た。
原作、新庄耕。監督、大根仁。出演、綾野剛、豊川悦司、ピエール瀧、小池栄子、北村一樹、アントニー(マテンロウ)、 染谷将太、池田エライザ、リリーフランキー、山本耕史など。

2017年に起きた実話。被害額約55億円に上る「積水ハウス詐欺事件」をモデルしている。
土地の所有者になりすまし売却をもちかけ、多額の代金をだまし取る不動産をめぐる詐欺を行う犯罪ドラマ。誰もが被害者になりうる・・・、恐ろしい。お笑い芸人のアントニーが役者として活躍していた。成長したな〜。

全7話、是非Netflixの配信でどうぞ!

映画「関心領域」を観た!

週末夕方、六本木ヒルズで映画「関心領域」を観た。
原題「THE ZONE OF INTEREST」。監督、ジョナサン・グレイザー。出演、クリスティアン・フリーデル、ザンドラ・ヒュラーなど。

第96回アカデミー賞で国際長編映画賞・音響賞を受賞したのも記憶に新しい。
もっとも観たかった作品だった。

時代は第二次世界大戦下のポーランド。一見ごく普通のドイツ人家族、そこにはアウシュビッツ収容所の所長ルドルフとその妻ヘドウィグらが幸せに暮らしていた。壁の向こう側は「アウシュビッツ収容所」。ときおり音や人間の声、煙突から黒い煙が立ちあがる。壁を隔てた二つの世界にはどんな暮違いがあるのか?・・・・この続きは是非劇場でどうぞ!

ヨーロッパ史や土地勘がない日本人にこの映画を読み解くのは難しいかもしれない。妻のヘドウィグは、隣のアウシュビッツ収容所で起こっていることを何も感じていない。ルドルフも幸せな生活を送りながら、収容所内では安易に自分の欲求を満たすためだけに人を奴隷化し妻を裏切っている。この家族は本当に幸せなのだろうか?作品を見終わって「無関心」の怖さを知った。しかし、これは見ている私達側の「無関心」を問われているのだ。

私のポーランドの旅blogはこちらからどうぞ!

映画「ボブ・マーリー: ONE LOVE」を観た

休日夕方、日比谷で映画「ボブ・マーリー:ONE LOVE」を観た。
原題「BOB MARLEY: ONE LOVE」。監督、レイナルド・マーカス・グリーン。出演、キングズリー・ベン=アディル、ラシャーナ・リンチなど。

1976年、ジャマイカは独立後の政情が安定せず、対立する二大政党により国民は分断されていた。若くして国民的アーティストとなったボブ・マーリーは、国内の政治闘争に巻き込まれ彼の暗殺未遂事件が起こる。身の危険からロンドンへ逃れスタジオで音楽活動に勤しむ。ヨーロッパ主要都市を周るライブツアーを敢行。アルバム『エクソダス』は彼の最高傑作と言われた。

ここ数年このような世界的スターの伝記的映画が多いように感じる。若い世代は知らないだろうな〜、知らないことを知ることはいいことだ。彼のアルバム「エクソダス」はスペイン語で「脱出」の意味。過去の歴史は変えられないが、未来は自分次第で変えられるのだ!

2018年に中米ベリーズの島、キーカーカーへ行ったとき「・・・・、♪ Let’s get together and feel all love」というサビのフレーズが流れていて印象的だった。車がないエコなあの島にはぴったりな曲だった。それがボブマーリーの曲「One Love」だったとは・・・気が付かなかった。

ベリーズの旅Blogはこちらからどうぞ!

車がない島、キーカーカー ↓ (エコなゴルフカートが走る、素敵!)

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映画「ブルックリンでオペラを」を観た!

平日仕事帰りに日比谷で映画「ブルックリンでオペラを」を観た。
原題「She Came To Me」。←全然違うやん!監督’&脚本はレベッカ・ミラー。出演、アン・ハサウェイ、ピーター・ディンクレイジ、マリサ・トメイなど。本作の現代オペラなどの音楽をブライス・デスナーが担当。

ブルース・スプリングスティーンが書き下ろした主題歌「Addicted to Romance」は、第81回ゴールデングローブ賞映画部門の主題歌賞にノミネートされた。

ニューヨークのブルックリンに住む人気精神科医のパトリシア、新しいアイディアが浮かばず落ち込んでいる人気現代オペラ作曲家の夫スティーブン。前夫との息子は年ごろの16歳、息子のガールフレンドは18歳、まるで家族のように仲良く溶け込んでいたある日、ガールフレンドのお母さんがパトリシアの家でメイドとして働くことになり、家でばったり鉢合わせ。相手の両親は未成年の二人が付き合うことに大反対。引き籠りのスティーブンはパトリシアに促され愛犬を連れて散歩に出ることに。そこで会った船長のカトリーナにストーカー行為をされてしまう・・・・、この続きは是非劇場でどうぞ!

このタイトル詐欺でしょう。原題は「She Came To Me」だよ。たしかにこのタイトルだとネタバレだ。公開初日に観たが期待を裏切られた感じ。プロモーションがアレアレです。

映画「オッペンハイマー」を観た!

平日夜、渋谷で映画「オッペンハイマー」を観た。
原題「OPPENHEIMER」。監督、クリストファー・ノーラン。出演、キリアン・マーフィー、エミリー・ブラント、マット・デイモン、ロバート・ダウニー・Jr.、フローレンス・ピュー、ジョシュ・ハートネット、ケイシー・アフレック、ラミ・マレック、ケネス・ブラナーなど。

第96回アカデミー賞R 作品賞・監督賞・主演男優賞・助演男優賞・作曲賞・撮影賞・編集賞受賞
受賞結果はこちらからどうぞ!

時代は第二次世界大戦下。アメリカの極秘プロジェクト「マンハッタン計画」。これに参加したオッペンハイマーは優秀な科学者たちとともに世界初となる原子爆弾の開発に成功する。しかし原爆が実戦で広島、長崎に投下され、その惨状を聞いたオッペンハイマーは深く苦悩する・・。この続きは是非劇場でどうぞ!

公開初日の最終回上映だったが話題作とあって満席。しかも上映時間が3時間を超える大作。終わったのが夜12時時前。内容を知らずに観に行ったが、あんなところで核実験をしているのかと。世の中を破滅にに追い込む恐ろしくもショッキングな出来事。戦争で勝つ国だけが原爆を美化する恐ろしい真実。しかし、原爆を落とされた私達の住む日本、広島と長崎が置き去りにされている。日本人は首をかしげるかもしれない。

クリストファー・ノーランの作品構成は素晴らしく、キリアン・マーフィーはもちろん、ロバート・ダウニー・Jrの好演が光った。まさにアカデミー賞を総取りするに値する作品だ。
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