前日に引き続き、イタリア文化会館。
講演会「アートと科学:広帯域の電磁波で観たフラアンジェリコの壁画」に参加。

フラアンジェリコの壁画について電磁波を用いた科学調査を行った際の様子や、成果についての話。とても興味深かった。電磁波(CT、MRI)などでわかる。正面からではなく奥行きを見ると新たな発見もある。これから絵を見るときの視点が変わりそう。イタリアの修復技術はアメリカに比べてかなり遅れていると聞いたが、そのあたりもどうなんだろう?

最後の質疑応答が30分ぐらいかかり(かなり時間も押したので)、私達は途中で退席。
いつまで続いたんだろう?

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「アートと科学:広帯域の電磁波で観たフラアンジェリコの壁画」

協力: 国立研究開発法人情報通信研究機構

私たちが鑑賞している美術作品のほとんどは、物体として存在し続けるため、様々な修復処置が施されてきました。1970年代以降、美術史的な興味および修復前の状態把握を目的として科学的な調査が積極的に行われるようになり、電磁波を用いた観測は非破壊非接触で内部構造や材料の情報を得られるため現在では広く用いられています。
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